#ねぎのりとは?
「ラルミネタウン」と呼ばれる街で
数年前に確認されたタマネギの生命体。
とあるクラフターが食べずにうっかり放置してしまったのを土に埋め返してしまい、翌日その地点へ様子を見に行った所、例の個体が確認されたとの事。
たまたま近くにいたわたしゃは、
直感でなんとなく「ねぎのり」と名付けた。
深い意味は無い。呼びやすいのがいいのだ。
#ねぎのりの色々
鱗茎が頭部で、伸びた芽(葉と言うべきかもしれない)を足として機能している。
頭部の鱗茎からクチバシのような口がついている。クチバシと芽の部分には筋繊維が豊富であり、食事と運動はこの筋繊維を利用している。
タマネギでありながら
食べれそうなものは何でも食べる「雑食」であり、
人間が好むものも平然と食べる。
体に入れたものの中で利用できそうな栄養素、効能は全て活用する模様。
ほんとにこいつはタマネギか?
最初に発見された際は芽が伸びたラルミネタマネギが土中で変化したが、今度は収穫されたものを逆向きに植えて放置してみたところねぎのりが誕生したと報告が上がっている。
ラルミネタウンで取れたラルミネタマネギは全てねぎのりに変化する為、現在研究対象となっている。
純水氏が後に別の地方(ディスコードサーバー等)に赴いた際、同じ要領で栽培しようとした所、色が違うねぎのりが誕生したのでそれを紹介しよう。
現在確認されている個体は以下の通り。
ラルミネタウンで誕生した一番最初に
確認されたねぎのり。
ニソクミズノヤマネギを主とする
ねぎのり達を
「ミズノ系列」。
とある場所にて勝手に栽培を行った時に
生まれてしまったアカイシヘヤノタマネギ
を主とするねぎのりたちを
の「アカイシ系列」。
とある場所にて野生確認された
シュンソクハツキシラタマと呼ばれる
分厚い葉を持ち、鱗茎が白い
ねぎのりたちを主とするのが
「シュンソク系列」。
冬の時期や寒い地域に生まれ、環境適応した
ユキワラシバレタマネギの
「シバレ系列」。
の4種のカテゴリが存在する。
この各カテゴリから更なる突然変異で芽が長いものや、元の個体よりかなり素早く動くものが存在していることもある為、地域や些細な事で影響が受けやすいのかもしれない。
このように広範囲で分布と適応性の高さをだしているのは、行商人が商品運搬の際にタマネギがこぼれおちてしまっている事と、ねぎのりたちにとってすごしやすいもしくは似ている気温や環境から遠方まで派生している事が大いに挙げられる。
ただし、高い気温にはとても弱いようで
暑いところでは人の手で管理すればどうにかなるものの、基本的に干からびて倒れてしまうようだ。
次回は前回研究中と掲載していた
どこでも栽培が可能なタマネギから生まれた
ニソクミズノヤマネギの派生種
言わば「辛味種」について紹介するとしよう。